犬の糖尿病の治療法について
04/03
犬の糖尿病は、人間と同じようにホルモンのひとつである
インスリンの働きが悪くなったり、分泌されなくなったり
するために血液中の糖が多くなる病気です。
主な症状として、水を大量に飲むようになったり
体重が急に減少し始める、食べる量が増える、
おしっこの量や回数が増えるなどがあります。
犬の糖尿病も人間と同様な症状ですが、
治療法はどうするのでしょうか・・・
犬の糖尿病の治療も血糖値を良好に
血糖値を良好にコントロールすることは
とっても大切なのですが、このことは
人間でも簡単なことではありません。
ましてや、意思の疎通ができない犬の場合は
さらに困難なことになりそうですね。
犬の糖尿病の治療の基本としては、
①食事療法
②運動療法
③薬物療法・・・の3点が中心となります。
犬の糖尿病は人間と違いインスリンがほとんど分泌されない
1型糖尿病が多いと言われていますので、③薬物療法が
中心になることが多いのです。
薬物療法としては、インスリンの投与がありますが、
獣医師の指示を受けた飼い主が毎日日課として、
人工的に生成したインスリンを皮下注射することに
なるでしょう。
インスリンの注射量は、多すぎれば低血糖を起こし
少なすぎれば血糖値が十分に下がらないことになります。
適正量は、摂取カロリーや運動量によって左右されるため
獣医師とよく相談して決めることになります。
また、食事量が多いと血中に放出される糖分が増えるため
①食事療法(食事による治療法)をとる場合もあります。
この場合も獣医師と相談し、運動の質と量にあわせて
毎日の摂取カロリーや給餌回数、タイミングなどを
決めることになります。
最近では、糖尿病を抱えた犬猫に配慮した療法食も
市販されています。
通常のフードに比べるとやや割高になりますが、
糖としての吸収速度の遅い大麦を使用したり、
たんぱく質や食物繊維が豊富に含まれています。
楽天市場で探してみると・・・
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他にも、②運動療法があります。運動を続けることで
余分な脂肪を減らしたり、多すぎる血糖を消費することが
できるからです。
インスリン注射と併用する場合には注射量が変動するため、
獣医師と相談してから計画を立てます。
犬の糖尿病も生活習慣病
人間とともに暮らす犬や猫などのペットも寿命が延び
高齢化しています。
そしてアメリカの調査ではペットの犬や猫の半数以上が
肥満になっているそうです。
寿命が延びて、肥満が増加、さらには室内での飼育が増え
運動不足に・・・
生活習慣病まっしぐら!?
これではペットの糖尿病が増えているのも納得です。
でも、ペット達が自分で生活習慣を健康的に
管理するなんてできませんよね。
飼い主のあなたがペット達の命運を握っているのです。
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