カーボカウントのやり方⑤自分のインスリンカーボ比を見つける
01/20
『インスリンカーボ比』つまり・・・
『インスリン1単位に対する炭水化物の量を把握する』
ということ。
カーボカウントの基本ですね。
1カーボという単位が炭水化物何グラムかと考えると
ややこしくなるのでひろはやりません。
カーボカウント法をスタートするには自分のインスリンカーボ比を
知る必要があります。
インスリンカーボ比の見つけ方をチェックしてみましょう。
450/500ルールって??
あなたは1日にインスリンを何単位打ちますか?
たとえば・・・
朝食時:超速効型インスリン10単位
昼食時:超速効型インスリン15単位
夕食時:超速効型インスリン15単位
眠前:持効型インスリン10単位
合計で50単位になりますね。
450または500をこの50単位で割り算します。
理屈抜きで450または500を割って下さい。
450は超速効型インスリンを使っている人。
500は速効型インスリンを使っている人。
ここでは超速効型インスリンで計算しましょう。
450÷50単位=9
インスリン1単位で9gの炭水化物を処理できるのです。
これで、あなたは9gの炭水化物を含む食品を
食べる時に1単位打てばOKなんです。
18gなら2単位になりますね。
いや~実に簡単でしょ・・・
ちょっと待って??
でも、これで実践すれば血糖コントロールは
ボロボロになるかもせれませんよ。
450/500ルールは暫定的な目安にしかすぎません。
だって、ひろにとっては1日の総インスリン単位数が
設定できないのです。
状況によってインスリン単位数は変化するし
追加だってあるのですから・・・
それに『450』とか『500』という固定値にも
納得できないのです。
それなら、どうするの?
地道に検証を繰り返す
自分のインスリンカーボ比はP・D・C・Aサイクルの
実践しかありませんね。
P(プラン)・D(実行)・C(チェック)・A(次へのアクション)
でも、これってカーボカウント法でなくても・・・
>>糖尿病マネジメントサイクル
それはそれとして本題に戻りましょう。
ひろは自分のインスリンカーボ比を見つけるために
某メーカーの『あんまん』を選びました。
理由は『あんまんが好きだから』そして
一個あたり炭水化物の量が50gと
分かりやすいから・・・それだけです。
実践スタート
食前血糖値の測定
↓↓
インスリン注射をする
↓↓
大好きな『あんまん』を食べる
↓↓
3時間後の血糖値を測定する
食後の血糖値が食前の血糖値に最も近くなった時の
インスリン単位数からインスリンカーボ比を把握する。
それが7単位だったとしたら・・・
あんまん炭水化物50g÷インスリン7単位≒7
やったぁ~、
『インスリン1単位に対する炭水化物の量は7g』
ということが判明しましたね。
次に『インスリン効果値』を見つけましょう。
スポンサーリンク
Comment
トラックバックはありません。
コメントはありません。