ヨーグルトに糖尿病治療の期待が!?順天堂大学の研究
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以前の記事で糖尿病患者の【A1Cマスターひろ】は
毎朝、同じ物を食べ続けているとお伝えしました。
お決まりの朝食メニューの中にはヨーグルトが
あるのですが、ただのヨーグルトではありません。
嫁がどこかからもらってきた手作りの
カスピ海ヨーグルトなんです。
【A1Cマスターひろ】は糖尿病患者ですが
カスピ海ヨーグルトって何か効果があるの?
嫁も知らないようです・・・
ひろがヨーグルトを食べ続ける理由
糖尿病にどんな効果があるのか分からないのに
ヨーグルトを食べ続ける目的は2つあります。
①腸内細菌のバランスを保ち、おなかの調子を整える。
②インスリンの効果を確認する。同じ物を食べることが
大事なので、今さらヨーグルトをやめられない。
②の意味を知りたい方はコチラの記事をご覧ください。
↓↓↓
>>【A1Cマスターひろ】の朝食はいつも同じ
つまり、糖尿病患者が望んでいる血糖コントロールを
良好にするという目的ではないのです。
でもでも、ヨーグルトのような乳製品が糖尿病を効果的に
予防できるという研究がフランスで実施され米国糖尿病学会で
発表されたことがありましたね。
理由は解明できていないようですが・・・
腸内細菌と糖尿病のつながりを発見
日本では順天堂大学の研究グループが腸内細菌と
2型糖尿病の関係について新しい発見をしていました。
【発見①】
2型糖尿病患者は腸内細菌のバランスが乱れている。
【発見②】
腸内細菌のバランスが乱れてしまうと血液中には
腸内にしかいないはずの細菌が見つかる率が高くなる。
2型糖尿病患者の血液中腸内細菌発見率:28%
糖尿病でない人の血液中腸内細菌発見率: 4%
この数値からすると2型糖尿病と血液中腸内細菌には
何かしらの関係がありそうです。
腸内細菌は血液中でどうなるの?
腸内細菌が血液中に入り込むとナゼ糖尿病に
関係してくるのでしょうか?
ここで2型糖尿病について確認しておきましょう・
2型糖尿病の原因はインスリンの分泌不全と
インスリンの効きが悪くなる2つにあります。
このうちインスリンの効きが悪くなる”インスリン抵抗性”は
慢性的な『炎症』が関与するといわれているのですが
腸内細菌が血液中に入ると『炎症』を引き起こすというのです。
腸内細菌のバランスが乱れる
↓↓↓
腸内細菌が血液中に入り込んでくる
↓↓↓
炎症を起こす
こうして腸内細菌の乱れが原因で引き起こされる『炎症』が
インスリン抵抗性を引き起こす『炎症』ならば・・・
ということは、ヨーグルトで腸内環境を整えておけば
2型糖尿病を予防できるということ・・・かもね!
また、IDDMだからって『炎症』があっても良いはずは
ありませんよね。
もしかしたらヨーグルトで血糖コントロールが安定するかも
知れません。
う~ん・・・やっぱりヨーグルトを食べましょう。
でも、嫁には言えませんがカスピ海ヨーグルトが”手づくり”
だというところに不安を隠せない【A1Cマスターひろ】でした。
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