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糖尿病の新薬といえば『インクレチン関連薬』が
大注目ですが、もうひとつ忘れてならないのが
SGLT2阻害薬という新薬です。

新薬の狙いは”インスリン”ではありません。
”腎臓の働き”にあるんです。

ということは、インスリンの分泌をとっくに諦めている
1型糖尿病患者にも効果があるのかも・・・?

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尿糖が血糖を下げる

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”尿糖”ってご存知ですよね。
血糖値が高くなると「尿の中に糖が出た」というアレです。

これって尿を使って糖を血液の中から捨てているということ
だったら「もっとたくさん捨ててくれたら血糖値が下がるのでは」
こんな発想が成り立つはず・・・それが『SGLT2阻害薬』です。

『腎臓にあるSGLT2という仕組みをコントロールできれば
ブドウ糖をたくさん捨て去ることが可能になる。』

インスリンを何とかしようという、これまでの発想とは
だいぶ違いますね。

SGLT2を阻害するとは???

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腎臓には血液をろ過し不要な物を尿とともに排出し
必要な物は血液に戻すという大切な役割があります。

糖は人間にとって必要な物なので腎臓は一生懸命に
戻そうと働いてくれるんです。

でも、血糖値が高くなると”戻す”作業が追い付かなくなり
拾いきれなかった糖が尿といっしょに排出されてしまいます。
それが”尿糖”です。

この”戻す”仕組みが『SGLT2』と呼ばれているのですが
SGLT2という仕組みの邪魔(阻害)をして糖が戻らなくすれば
血糖値は下がるはずです。
それが『SGLT2阻害薬』なんです。

通常、血糖値が180mg/dlを超える辺りから拾いきれなくなり
尿に糖が含まれるようになるそうですから、この設定を
100mg/dlに設定できたらスゴイですね。

副作用が心配

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血液中のブドウ糖は減って血糖値は下がりそうですが
尿糖の値は高くなるはず・・・
ここに副作用の心配がありそうです。

『SGLT2阻害薬』発売後に確認されている副作用には
尿路等の感染症などがありますが、他にも心配される
副作用はあるようです。
新しい薬ですのでまだまだ少し不安が・・・というところでしょうか。

【A1Cマスターひろ】は・・・

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1型糖尿病でも利用できそうということに注目です。

マウスの段階では1型糖尿病にも良い効果があるという
研究がありましたが・・・。

ついに、ついに、
カナダのトロント大学では1型糖尿病患者にインスリン療法の
補助として『SGLT2阻害薬』を使うことで、血糖のコントロールが
良くなった上に、低血糖も減ってきたという報告をしています。

『SGLT2阻害薬』のヘモグロビンA1cへの効果は
マイナス0.7%~1.0%と言われています。

【A1Cマスターひろ】も5%台になれるかもしれませんね。

副作用が気になりますが・・・

>>糖尿病の薬ってどうなの?①種類と特徴
>>糖尿病の薬ってどうなの?②薬と副作用
>>糖尿病の薬ってどうなの?③糖尿病の新薬

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