糖尿病性腎症に自覚症状なし!あなたは大丈夫?:発見と予防
08/02
糖尿病性腎症の進行はなんとしても防ぎたいですね。
でも、初期には自覚できる症状がほとんどありません。
検査で見つけるしかないのです。
その検査とは・・・『微量アルブミン尿検査』
尿にたんぱく質の一種”アルブミン”が検出されるかどうかで
糖尿病性腎症を調べようというものです。
「私は大丈夫かな?」と悩んでいるアナタ!!
普通の尿検査と変わらず、簡単に調べることができますので
定期的に検査を受けるようにしましょうね。
糖尿病性腎症をセルフチェック
糖尿病性腎症には初期症状がありませんが、進行すると
次のような自覚症状が現れます。
●むくみ
●血圧の上昇
●疲れやすい、だるい
●顔色が悪くなってきた
●手や足にしびれがある
こうした症状が自覚できるようになるということは
腎症がかなり進んでいる場合が多く、できるだけ早く
主治医に診てもらってくださいね。
糖尿病性腎症の進行を防ぐ3つのポイント
糖尿病性腎症が早期発見されたら、それ以上の進行を防がなければ
なりません・・・絶対に!
【ポイント① 血糖コントロール】
糖尿病が原因ですので、血糖コントロールは”必須”です。
糖尿病学会の指標では糖尿病合併症を防ぐにはHbA1c7%以下
としていますが、早期とはいえ糖尿病性腎症が確認されれば
HbA1cはもっと厳格に6,5%以下が目標となります。
【ポイント② 血圧管理】
毛細血管がたくさん集まっている腎臓にとって血圧の上昇は
とっても強いダメージを受けてしまいます。
血液をろ過する役目を持つ毛細血管のフィルターが傷んでしまえば
機械を使って血液をきれいにする必要が出てきます。
そうです、人工透析なんですね。
【ポイント③ 食事療法】
やっぱり塩分の摂取は控えなければなりません。
薄味の食事になりますが、減塩調味料や香辛料の使い方などを
工夫してみましょう。
もう少し病期が進行すると、今度はタンパク制限が必要に
なってきます。
食事制限は医師や栄養士の指導のもと行ってくださいね。
自己流なんて恐ろしいことは絶対にNGですから・・・。
【A1Cマスターひろ】は・・・
今のところ、糖尿病性腎症の心配はなさそうですが
”薄味は苦手”の【A1Cマスターひろ】なので
減塩食はつらいかもしれませんね。
そうだ、宅配の減塩食セットがあった!
食べたことはないけれど、美味そうにみえるんだが・・・。
糖尿病性腎症だけでなく、糖尿病患者にとって自覚症状は
黄色信号ではなく、赤信号と思っています。
自覚症状が出る前に検査、検査、定期的な検査!
『糖尿病は検査の病期』です。
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