糖尿病なのに運動療法をやってはダメな人!?
07/22
糖尿病患者にとっての運動療法は食事療法
薬物療法と並んで三大治療法のひとつです。
糖尿病の95%を占めるといわれる生活習慣からくる
2型糖尿病には運動することが良いと思っていませんか?
正解です!!
ところが、糖尿病であっても運動療法をしてはいけない
場合もあるんです。
運動療法がNGなのは?
【運動療法の禁止】
以下のような場合は運動療法が禁止されます。
●第三段階まで進行した増殖網膜症 ●眼底出血がある場合 ●レーザー光凝固術の直後 ●第3期顕性腎症 ●ケトーシス状態 ●重い心血管障害がある ●血糖コントロールが特別に悪化している・・・などなど |
ちょっと、難しい用語が並んでいますが、要は・・・
かなり重い合併症のある方は運動療法禁止ということです。
この病状では仕方ありませんね。
【運動療法の制限が必要】
次は、”禁止”とまではならないにしても”制限”を
指示される場合です。
●第一段階の単純網膜症 ●上の数値が180mmHgを超えるような重度の高血圧 ●骨や関節に問題がある ●足に糖尿病壊疽がある・・・などなど |
運動による血圧変動によって網膜の血管から眼底出血を
引き起こす場合があるというのですが、単純網膜症なら
気づかない場合もあるかもしれませんね。コワイ、コワイ!
メディカルチェックを受けてから
合併症の進行度合いに応じてきめ細かく運動療法の適・不適や
適切な運動の量などが決められていますのでメディカルチェックを
うけた後に医師の指示に従うようにしましょう。
あなたの病状に合致した運動プログラムを組んでくれるはずです。
「運動すれば糖尿病が良くなる」と勝手な自己判断は
取り返しのつかないことになる可能性がありますので
”注意”いや、絶対にやめましょうね。
遠慮することはありません、何でも医師に相談を・・・。
主治医を使い倒しましょう!!
【A1Cマスターひろ】は・・・
糖尿病の治療はオーダーメードといわれるように運動療法も
患者の病状によって変わってくるはずです。
せっかく頑張ったのに良い結果につながらないのでは
悲しいですもんね・・・。
【A1Cマスターひろ】は運動嫌いなんですが
中年太りの情けない腹が引っ込むならと・・・
体を動かすとインスリンの効きは確実によくなりますので
低血糖には”注意”しています。
おっと抽象的な表現をしてしまいました。
”注意”とは自己血糖測定と補食の準備のことです。
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