死亡原因の第1位は糖尿病!? ”がん”じゃなかった
06/16
厚労省から『2013年人口動態統計』が発表されたので
死因別死亡者数をチェックしてみました。
第1位の疾患はやっぱり”がん”でしたね。
毎回、上位に来る死亡原因はお馴染みの病気のようですが・・・
でも、ホントに”がん”が1位でいいの???
糖尿病が原因で死亡する人は少数!
『2013年人口動態統計』から、日本人の死因を上位から順に見ると
第1位 : が ん 364,721人 (28.8%)
第2位 : 心疾患 196,547人 (15.5%)
第3位 : 肺 炎 122,880人 ( 9.7%)
第4位 : 脳血管疾患 118,286人 ( 9.3%)
2013年には、日本人の3.5人に1人は”がん”で亡くなっていました。
最近、急激な増加が問題になっている”糖尿病”はどうでしょう?
同じ厚労省の調査では、糖尿病が原因の死亡数は13,783人(1%)。
そうです!!糖尿病による死亡者はとっても少ないのです。
「糖尿病って、思っていたほど怖くないじゃん・・・」
合併症による死亡者は”どんだけぇ~”
問題なのは第2位の心疾患や第4位の脳血管疾患は血管の病気だということです。
【A1Cマスターひろ】は糖尿病を『血管ズタボロ病』と呼んでいますが
心筋梗塞、脳梗塞などの心疾患や脳血管疾患のような病気は糖尿病に
高いリスクがあるといえます。
”がん”でさえも糖尿病患者の免疫力低下を考えれば無関係とは
言いきれませんね。
三大合併症のひとつの腎症も死亡者数は少なくありません。
糖尿病の合併症が原因と考えられる死亡者数を糖尿病による
死亡原因と合計すると・・・ワォ!!
厚労省の『人口動態統計』には現れてこないトリックが
あるように思えてきました。
それは、
裏の死亡原因第1位は『糖尿病』ということ・・・。
【A1Cマスターひろ】は・・・
糖尿病が原因の死亡者数が多い・少ないということよりも
糖尿病の合併症による死亡リスクがとっても高いものだ
ということが問題なんですね。
糖尿病が全身を網羅する血液と血管の病気ということは
どんな病気に関連しても不思議はありません。
そんな警鐘は 厚労省の『人口動態統計』からは
伝わってきませんが・・・
糖尿病が原因による死亡者数が一番多い都道府県はどこ?
>>>それはココ
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