インスリン注射の単位数を決める2つの基本
03/03
必要なインスリン注射の単位数なんて十人十色なんです。
主治医や誰かが知っているものではないのです。
あなただけの単位数を見つけ出すしかありません。
もちろん、全く初めてインスリン注射を開始するという方は
教育入院などのデータによる医師の指示に従うべきです。
では、どうやって【A1Cマスターひろ】は決めるの?
結論としては、打ってみるしかないのです!!
単位数を決める2つの基本
インスリン治療をする糖尿病患者にとって
『今、何単位打てばいいのか?』は大問題。
【A1Cマスターひろ】は常に次の2点を念頭に置いています。
1、基準単位数はいくつか?
2、状況変化の単位数はいくつか?
1、基準単位数はいくつか?
1回に打つインスリン注射の単位数は、食前血糖値や
食後の予想運動量そして食事の内容や体調などのリアルな
状況によって変化させます。
状況によって単位数を増やしたり減らしたりするのはわかりますが
ここで疑問が・・・何を基準に単位数を増減するの?
この単位数を勝手に『基準単位数』と呼んでいます。
ところが、この基準単位数が長いスパンで変わってくるのです。
全く同じような状況で同じ単位数を注射しても、
「以前は、これでコントロールがうまくいったのに最近は
食後の血糖値があまり下がらないHbA1cも上がってきた。」
こんなことを何度か経験しています。反対に低血糖が頻発するように
なることもあります。
そんな状況が続くようになったら基準単位数の見直しです。
ちなみに、下に直近のデータを掲載しています。
【A1Cマスターひろ】のデータ
2012年1日に打つインスリン基準単位数の合計
●休日:150単位(休日は家でゴロゴロしている)
●平日: 80単位(仕事で活動量がUPする)
↓↓↓
2014年1日に打つインスリン基準単位数の合計数
●休日: 90単位
●平日: 50単位
とっても変化してしまいましたね。
2、状況変化の単位数はいくつか?
これは日々、行っている対応のことです。
「午後から商談で外回りが続くので●●単位減らそう」
「今日は、たくさん食べるから●●単位増やそう」
ここで問題なのが、何単位増やしたり減らしたりするのか?
これは経験値で把握するしかありません。
経験値についてはこちらの記事をご覧ください。
↓↓↓
>>>血糖値コントロールはKKDDでA1c6%台
行動の原則は自己血糖値測定
【A1Cマスターひろ】は以前、医師から『測定オタク』と呼ばれたことが
ありました。
当時、基準単位数の変化を感じた【A1Cマスターひろ】は
注射単位数を増やしていったのです。
でも、これはとっても危険なことだったので血糖測定の回数も
増やし、血糖値の変化に注意していました。
休日には1日に1時間毎20回測定したこともありましたが
おかげで血糖コントロールが良好になる基準単位数が判明して
きたのです。
当時の主治医に、この時の血糖値の記録を見せながら
「食前の単位数を●●単位に変えたら食後の血糖値が下がり
低血糖の回数も減ってきました。しばらくこの単位数で
注射を続けたいのですが・・・」
と問いかけると、返ってきたセリフが・・・
「あなたは測定オタクか?」
おっと、話が横道にそれてしまいましたね。
基準単位数の変化を感じ始めたら、それだけ慎重に・頻繁に
自己血糖測定をやりますよ・・・ということです。
【A1Cマスターひろ】は・・・
単位数を決める2つの基本と自己血糖測定器がなければ
何もできません。
今日の記事の内容は、とっても当たり前のことなのに
文字にすると難解になってしまいましたね。
(へたな文章で申し訳ありません)
良好な血糖値コントロールを目指して今日も
指パッチンを続ける【A1Cマスターひろ】でした。
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