糖尿病にサプリメントってどうなったの?
02/28
このブログでも何度かサプリメントについて取り上げていますが
【A1Cマスターひろ】は否定的な考えを持っていました。
でも【A1Cマスターひろ】という糖尿病患者一人が体験できること
考えられることなどはたかがしれています。
そんな狭い範疇で「サプリメントは・・・」などと決めつけてはいけませんよね。
サプリメントと医師の評価
以前、日本臨床内科医会が医師1,500人に実施したサプリメントについての
調査が発表されたことがあります。
それによると、6割近い医師が「診療にサプリメントを
取り入れるつもりはない」と 回答しています。
もっと多くの医師が否定的と思っていたんですが・・・意外です。
また、診療にサプリメントを取り入れる場合には
こんな条件が同時に挙げられていました。
①信頼できるエビデンス
②情報の充実
③適正と思われる価格
④メーカーの信頼性
⑤品質の良さ
・・・などなど
医師としては当然、気になるところでしょうね。
また、糖尿病ネットワークが糖尿病医療スタッフに行った調査では
糖尿病患者からサプリメントの相談を受けた際の指導は?
という質問に対し
「絶対に摂取しないように指導する」1%
「できるだけやめるように指導する」9%
否定派は、たったの10%ほどでした。
最も多かった回答は
「糖尿病の治療内容や状態により判断する」70%
中には「積極的に勧める」1%という回答もあったのです。
サプリメントは意外と医師に敬遠されていないんですね。
サプリメントのメリットとデメリット
引き続き、糖尿病ネットワークで実施された調査の中には
「サプリメントのメリット、デメリット」という項目があります。
医師を含む医療スタッフの方々はサプリメントをこのように
とらえているんですね。
●メリット
「日常の健康意識向上に役立つ」45%
「体調を良くしてくれる」23%
「治療効果を補助している」12%
「血糖コントロールを良くするものがある」7%
サプリメントそのものの効能だけでなく、糖尿病のように生涯に渡る
長い付き合いが必要な場合は「日常の健康意識向上に役立つ」という
精神的なメリットは大きいかもしれません。
実際に血糖コントロールが良くなったと実感している医療スタッフが
7%もいるという点もビックリです。
●デメリット
「具体的な効果がよくわからない」33%
「糖尿病患者さんが治療をやめてしまうことがある」29%
「糖尿病の治療効果を悪化させるものがある」20%
2番目に多かった「糖尿病患者さんが治療をやめてしまうことがある」
という回答は、考え方によっては治療をやめてもよいほどにサプリメントが
効果的だったということにも・・・まさか??
【A1Cマスターひろ】は・・・
もちろん、私のようなIDDM歴20年の患者が飲んで治癒する
サプリメントなんて絶対にあり得ないとは思っています。
だからと言って、血糖値が高めという方すべてにサプリメントは
効果無しと決めつけたり、特異な例のリスクを大きく取り上げて
危険性だけを主張するような考え方は問題ありですね。
でもでも、糖尿病治療中の患者ならば主治医には必ず相談しましょうね。
「そんなこと言ったら叱られるに決まっているだから言えないよ!!」
そんな話もできないような主治医と患者の関係自体が
大問題だと思う【A1Cマスターひろ】でした。
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