転院④~合併症の検査【1型糖尿病患者ひろ21年目の決断】
02/24
私達1型糖尿病患者にとって治療の目的とはなんでしょう。
残念ながら、現在1型糖尿病は完治しません。
高額の医療費を払い続けても治らないのです。
病院で治療する目的は『合併症』を発症しないように
血糖コントロールを良好に維持することです。
【A1Cマスターひろ】はHba1cが6%台を維持していますが
合併症に対する危険性をぬぐう事はできません。
ですから、3大合併症ぐらいは定期的に検査してほしいのです。
クリニックでの合併症検査
今回の転院で【A1Cマスターひろ】は総合病院に移りました。
つまり、眼科をはじめ合併症の検査には十分です。
以前の●●クリニックでは年に2回、目や神経伝達、目視と触診による
フットケアなどの検査を定期的に実施していましたが、総合病院では
ありませんので他病院と連携してきめ細かく実施していたのです。
靴の専門家であるシューフィッターまでいたのには驚きでした。
主治医はチーム医療の確立とおっしゃっていましたが、総合病院と違い
クリニックでは大切なことなんですね。
糖尿病の合併症は3大合併症のみでなく様々です。
たとえ小さな病院といえども糖尿病治療に携わる以上は多くの人との
連携が必須なのでしょう。
転院後のショック
毎年、年2回1月と7月に合併症の検査を実施していたのですが
今年は転院したため1月の検査をやっていません。
【ある日の診察室】
ひろ「目の検査をやっていただけませんか?」
医師「えっ、どこか目が悪いの?」
「うちの病院には眼科があるから受診してみたら・・・」
ひろ(糖尿病網膜症の検査を・・・という意味なんだけど)
もうお分かりですよね!!!
この会話はフィクションです・・・と思います。思いたいです。
昨年、医師を対象にこんな調査がありました。
”他科・他施設と連携を組んでいない医師にその理由を聞いてみると
「連携の仕方がわからない」が最も多く 34.1%”
連携の仕方がわからないと合併症リスクを放っておかれる患者はたまりませんね!!
【A1Cマスターひろ】は・・・
約20年前の”怒り”がフツフツと湧きおこってしまいました。
現在でも、このレベルの治療が糖尿病患者に行われているのか・・・
今回は目の検査について確認しましたが、フットケアなんて皆無のようです。
総合受付で眼科の予約をして帰る【A1Cマスターひろ】でした。
転院の過去の記事
↓↓↓
>>転院を繰り返した糖尿病患者【A1Cマスターひろ】
>>転院①~総合病院へ【1型糖尿病患者ひろ21年目の決断】
>>転院②~低血糖【1型糖尿病患者ひろ21年目の決断】
>>転院③~4回法とは【1型糖尿病患者ひろ21年目の決断】
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