インスリン~3つの使い方
06/10
とっても基本的なことですが、インスリン注射には
3つの方法があります。
①基礎インスリン
②食前インスリン
③追加インスリン
この3つの組み合わせで血糖コントロールを少しでも
良好にするわけですね。
でもでも、その組み立てが難しい・・・
①基礎インスリン
人間の体ってスゴイですね。自然のセンサーがついていて
血糖値が高くならないように上手にインスリンを分泌して
くれるんですから。
健常者であれば食後だけでなく、空腹時でもインスリンを
分泌して血糖値を90mg/dlくらいに保っています。
この食後以外の時間の血糖値をコントロールしようというのが
基礎インスリンです。
【A1Cマスターひろ】はランタスを1日1回朝に打ちます。
ランタスは作用のピークがなく24時間フラットに効果が
持続するという持効型インスリンです。
②食前インスリン
食事をすることによって体に入ってくるブドウ糖を
処理するために急いでインスリンが必要になります。
この食後に急上昇する血糖をコントロールしようというのが
食前インスリンです。
超速効型(ノボラピッド、ヒューマログ、アピドラ等)や
速効型(ノボリンR、ヒューマリンR等)のインスリンが
使われるのです。
食物の消化吸収のタイミングにインスリン作用のピークを
合わせなければなりませんから。
③追加インスリン
食後3~4時間過ぎているのに、何となく頭がボォーっとする
これって【A1Cマスターひろ】にとっては血糖値が高い時の
症状のひとつなんです。
血糖値を測ってみるとやっぱり「血糖値が高い!」
こんな時どうしますか?
当然、インスリンを打って血糖値を下げます!!
追加インスリンの単位は一般的に
血糖値(mg/dl) 追加する超速効型インスリン
80~139 0単位
140~200 2単位
201~250 4単位
251~300 6単位
301~350 8単位
351~ 10単位
と言われていますが、これはあくまでも目安にすぎません。
でも、こうした目安を持っていることは大事だと思います。
ちなみに、【A1Cマスターひろ】は
血糖値(mg/dl) 追加する超速効型インスリン
201~250 1単位
251~300 2単位
301~350 2単位
351~ 3単位
こんな感じ(どんぶり勘定ですが・・・)で追加しています。
各自の 「こんな感じ」 は経験するしかないのでしょうが・・・
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