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糖尿病三大治療法のひとつに運動療法があります。
その効果は、血糖コントロールの改善、心肺機能の改善、脂質代謝の改善
血圧の低下、インスリン感受性の増加など、さまざまなのですが問題は
継続できないということ。
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継続できない理由は『時間がとれない』が第一位だそうです。
「食事に気をつけて、薬も飲んでいるので運動くらいは多少手抜きしても」
と思ってしまいますよね。
でも、運動療法の手抜きは患者だけの問題なのでしょうか?

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運動療法は『時間があれば、やってみたら』

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糖尿病と診断をされた時に食事について説明を受けましたか?
100%の方が『食品交換表』なる小冊子を受け取り、専門家を含め
詳しく指導や説明を受けているはずです。
薬物療法となれば、さらに詳細な指示や説明があります。
でも糖尿病三大療法のひとつの運動療法についてはどうでしょう。
必要性は聞かされるでしょうが、具体的な指導は??????
佐藤祐造・愛知学院大学教授を中心に実施された調査では
糖尿病患者の自己申告で運動療法実施率は50%でした。
さらに問題なのは、医師側で初診糖尿病患者に対して運動療法を
指導するというのは僅か40%だということ。
しかも専門医であっても「指導箋を作成して運動を指導している」と
回答したのは9%だったということです。
その割に糖尿病患者の自己申告で運動療法実施率は50%は立派かも・・・
医療者側が運動指導をやらない理由は・・・
『時間がとれない』が第一位だったそうです。
アレッ?患者が運動療法をやらない理由は・・・
『時間がとれない』が第一位でしたよね。
つまり、運動療法は『時間があれば、やってみたら』という程度の
理解でいいんですね。

運動の効果について

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国立健康・栄養研究所の澤田亨先生は、全身持久力と2型糖尿病の関係を
調査した研究の成果を紹介しています。
約5,000人を対象に全身持久力の強弱でグループ分けし、14年間も
追跡調査したのです。
その結果は当然、全身持久力の高いグループの方が2型糖尿病の羅病率
だけでなく高血圧などのリスクも低かったことを報告しています。
全身持久力は有酸素運動はウォーキングや水泳、自転車こぎなどで
向上できるとのこと・・・
また、曽根博仁・新潟大学教授を主任研究員とする『JDCS』では
40分以上のウォーキングを毎日行った2型糖尿病患者は、ほとんど
運動しない患者と比べて、死亡の危険性がほぼ半分以下になるという
調査結果を発表しています。

【A1Cマスターひろ】は・・・

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このようにウォーキングなどの有酸素運動を行なうことによって
2型糖尿病や他のの生活習慣病の予防・改善に有効であることが
多くの研究によって確認されていることからも『時間があれば』
ではなく、医療者と患者の双方が運動療法を継続できる知恵が
必要かもしれませんね。

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