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ある日、彼は突然すべてがイヤになってしまったのである。
インスリン注射、血糖測定、食事制限・・・すべてがイヤに!!
「もうどうなっても構わない!!」
カツ丼+ラーメン
走り出した彼が飛び込んだのは、1型糖尿病を発症する前に
週に3日は通っていた中華料理店「福来軒」だった。

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彼は1型糖尿病を発症以来約2年間「福来軒」のあるこの通りを
歩くことを避けていたのでした。

 

「いらっしゃい!」
「おぉ~、久しぶりやんけ兄ちゃん元気やったか?」

 

店主のおっちゃんはハゲ上がった頭にわずかに残った髪の毛を
大事そうになでながら、懐かしい声で迎えてくれた。
店主のおっちゃん
この2年間、1型糖尿病と必死に向き合ってきた彼にとって
「元気やったか?」の挨拶には返事に困ってしまったのだが
2年経っても変わらないおっちゃんの屈託のない笑い顔に
ついつい彼も笑いを誘われてしまったのであった。

 

「兄ちゃん少し太ったかい?前はガリガリで
どっか具合でも悪いのかと心配していたんだぞ」
「ガリガリでも大食いだったな、二人分は食べてたもんな」
「長いこと顔見せないで何してたんだい?」
「仕事でミスして地方に左遷だったかな・・・」
「今日も好物のカツ丼とラーメンかい?」

 

矢継ぎ早に繰り出される無駄口に「うるせえなぁ」と呟きながら
まだ、健常者としてこのカウンターの左隅でカツ丼とラーメンを
食べていた頃の自分には戻れないことを痛感する彼であった。

 

この2年間、思いもよらなかった1型糖尿病を発症し
あれはダメ、これはダメ、あれをやりなさい、これをやりなさい
守れなければ失明、透析、足の切断などに至ってしまう怖さを
頭にすりこまれ、ガマンと失望のネガティブワールドにいた彼は
今日はすべてがイヤになっていたことを思い出したのだ。

「おっちゃん、カツ丼みっつにラーメンひとつ」
彼の大食いを知っていたおっちゃんも大丈夫かなという顔をしながらも
「兄ちゃん、絶好調だね!イェ~イ」
と、忙しそうに動きながら2年前と同じフレーズで返してきた。

 

いかに『ヤセの大食い』で通していた彼でも2年間の厳しい食事制限で
小さくなったであろう胃袋でたいらげられるかはわからなかったが
とにかく注文をしてみたかったのだ。

 

彼はこんな注文をしただけで何か気分が晴れていくような感覚を
感じ始めている自分に気が付いていた。
カロリー?糖質?食品交換表?どうでもいい!!!
ヤセの大食い
目の前に運ばれてきたカツ丼とラーメンを彼は
注射をせずに、注射をせずに、注射をせずに・・・・
食べきってしまったのである。

 

そして彼は、昔と同じカウンター席で
昔と同じ満腹感と幸福感に浸っていたのであった。

 

店を出て10分ほど歩いて自宅に着いた彼は
いつもなら食後の血糖値を測る時間になっても
測ろうとしない・・・

 

そんな時、急に『あの感覚が』そうなんです。
まさかの低血糖??????????
恐る恐る、半信半疑で測った血糖値は なんと『46

【A1Cマスターひろ】は・・・

ひろ
私も、「もうやってられない」と注射もせずに
ぼたもち6個を一気食いして低血糖を経験しています。
ここに登場した『彼』は実在の人物なのです。
私の通院する病院では有名な2大低血糖話のもう一人の
主人公だったのです。
ぼたもち6個で低血糖
②カツ丼3杯とラーメン1杯で低血糖
どちらも、制限と失望の抑圧された状況から
「どうにでもなれ」とふっ切った瞬間の出来事でした。

低血糖の対処ならコチラ
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>>ひろの低血糖対処法と症状

PS、
【A1Cマスターひろ】は彼が、この量を食べ切った事にもビックリ!!!

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