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【A1Cマスターひろ】日々の血糖値については
あまり一喜一憂することはありませんが、HbA1cは
1ヶ月間のインスリン治療の成績表として気にしています。
目標は合併症予防のための6%台。
HbA1c値が10%を切れない
ところが10%を切れない患者さんも存在しています。
東京都職員臨床衛生検査技師会が報告している
その理由とは・・・

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HbA1c値が10%以上を示した血糖コントロール不良群の患者背景についての検討

東京都職員臨床衛生検査技師会HPからの引用

目的

外来糖尿病患者について、HbA1cが改善しない背景について検討した。 

期間

2007年1月から2008年12月まで(2年間)。

対象

HbA1cの検査依頼を受けた9587症例のうち、 値が10%以上※の119症例
(初診を除く) 。 (※3回以上、下降傾向がみられない。)

方法

対象患者について
①性別
②糖尿病の成因分類
糖尿病の成因分類
③年齢構成
年齢構成
④糖尿病三大合併症の有病率
糖尿病三大合併症の有病率
⑤血糖コントロール悪化の要因
血糖コントロール悪化
⑥年齢とHbA1cの関係について集計
結果から背景およびその経過を検討した。

考察 1

・血糖コントロール不良の要因は、食事療法、薬物療法の不徹底など
自己管理不良が最も多かった。
・自己管理不良群の経過をみると1年以内にHbA1c値が7.5%未満に
改善した症例は薬物療法の種類を問わず全例が入院していた。
入院は血糖コントロール改善の契機になることがわかった。

考察 2

・ HbA1c値が7.5%未満に改善しない症例は食事療法、薬物療法の
不徹底が大きな要因となっていた。
さらに入院もかたくなに拒否する姿勢も共通していた。
・血糖コントロール不良の背景として、自己管理不良例では
自覚症状がないまたは乏しいため病識への動機づけが不良で
食事療法、薬物療法が受け入れ難い状況であることがわかった。

考察 3

・精神疾患合併例は他院への紹介も困難で、症例が蓄積されて
いることが推察された。
・75歳以上の高齢群では認知症および理解力の低下により介助が
必要な高齢者などの割合が高くなり、指導に耐えられないことから
臨床にて血糖コントロールを緩和していることが要因であった。
・他疾患合併例のうち関節リウマチ、急性肺炎、間質性肺炎は
ステロイド剤が使われており、血糖コントロール悪化を招いた
ことが考えられた。

まとめ

血糖コントロール不良群の要因を検討した。自己管理不良群では
入院が血糖コントロール改善の契機に有用であると考えられた。
このような治療困難例の社会的背景を検討し、院内での情報共有化の
推進が外来での指導やチーム医療強化に寄与しうると考える。 
出典:東京都職員臨床衛生検査技師会資料

【A1Cマスターひろ】は・・・

ひろ
血糖コントロール悪化の要因で45%の自己管理不良というのも
微妙・・・
自覚症状があまりないため放っているのか、医師の指示を守っているのに
不良なのか(守っていれば10%は切れると思いますがね)。
自己管理不良という言葉には「あんたが悪い」「自業自得」的な
響きを感じ取ってしまうのは私だけ???
合併症の怖さ も分かっているけど、自覚症状もないし・・・
と放っているならば仕方ないですね。
冷たいかもしれませんが、自己責任でどうぞ・・・

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