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年をとるとともに気になる生活習慣病。
そんな生活習慣病の代表は、やっぱり糖尿病ですね。
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これまで、子供の糖尿病と言えば1型糖尿病がメインでしたが
最近は生活習慣を原因とする子供の2型糖尿病も増えています。

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小児2型糖尿病の危険性とは

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患者数は小学生10万人あたり1人弱、中学生では同4~7人。
小学生では1型糖尿病のほうが多いのですが中学生になると
2型糖尿病の比率がずっと高いのです。

糖尿病は子供であっても自覚症状がありません。
治療は食事と運動療法中心で薬物を使わないことがほとんど。
これって、ヤバイですよね。

『自覚症状がなく、薬も必要ない』こんな状況なら
親も子供自身も治療が疎かになってしまうと思いませんか?

事実、1型糖尿病よりも、かえって合併症が起きる頻度が高いという
報告があります。

若いだけに合併症の進行も早いと言われています。
子供の2型糖尿病についての理解を保護者に徹底してあげたいですね。

とは言っても、1型糖尿病と違って2型糖尿病の子供たちに適切な
治療ができる医師ってどれくらいいるのでしょうかね。

米国でも増加する小児2型糖尿病

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米国でも若年者の糖尿病が急増しているそうです。

これまで小児科医が診る糖尿病といえば日本と同じく1型糖尿病が
大半だったが近年は肥満の増加に伴って2型糖尿病と診断される
小児が急速に増えているとのこと。

2型糖尿病と1型糖尿病とでは患者の管理が大きく違ってくるため
診療指針確立へのニーズが高まっていました。

そのため米国小児科学会が初の小児2型糖尿病診療ガイドライン
の公表となりました。

米国小児科学会 小児2型糖尿病ガイドライン

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【日本生活習慣病予防協会HPより引用】
ガイドラインで定義されている主なステートメント(key action statement)は次の通り。
対象となる小児患者の年齢は12~18歳とされている。

臨床医はケトーシスあるいは糖尿病ケトアシドーシスを有する小児2型糖尿病患者、1型・2型糖尿病の
区別が不明確な患者、および次のいずれかの条件にあてはまる患者に対して、インスリン療法の開始する。

a)随時血糖値が250mg/dL以上
b)HbA1cが9%(NGSP値)を超える場合

上記以外の全ての症例に対し、臨床医は食事・運動療法を含む生活習慣改善プログラムの開始、および
一次療法としてメトホルミンを開始する。
臨床医が3ヵ月ごとにHbA1cを評価し、自己測定血糖(SMBG)値あるいはHbA1cに基づく目標値に到達
しなかった場合、治療を強化することを提案する。

以下のいずれかの条件がある場合、臨床医は患者に血糖自己測定(SMBG)を勧めるよう提案する。
a)インスリンまたは低血糖リスクのある薬剤を使用している
b)糖尿病治療処方を開始あるいは変更した
c)治療目標に達していない
d)治療の必要な疾患を併発している

臨床医は小児2型糖尿病の食事あるいは食事カウンセリングにおいて、Academy of Nutrition and
Dieteticsが発行する“栄養実践ガイドに基づく小児の体重マネージメント”の内容を取り入れる
ことを提案する。

臨床医は小児や若年者に対し、1日60分以上の中等度~強度の運動のほか、娯楽目的のテレビなどの
視聴時間を1日2時間までに制限することを勧めるよう提案する。

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