驚愕の事実!運動療法で糖尿病患者の死亡リスクが半分に
04/25
糖尿病の治療と言えば、食事療法・運動療法・薬物療法ですが
食事や薬には関心があっても運動は軽視されがちですね。
でも、日ごろ熱心に運動している糖尿病患者は、ほとんどしない人に比べて
死亡の危険性がほぼ半分に下がることが明らかになったのです。
運動療法を甘く見るととんでもない結果に・・・
糖尿病の運動療法
2型糖尿病の発症原因の多くは、悪い生活習慣にあると言われます。
主に食生活が原因であって糖尿病になる人の多くは、必要以上のカロリーを
摂取してしまい摂取したカロリーを完全に消費しない傾向にあります。
そのためインスリンを分泌する膵臓の働きが低下してしまい、インスリンの
分泌量が減ったり、インスリンの機能が低下してしまったりしまいます。
運動自体がインスリンの機能を高めるともいわれますが、運動を継続することで
基礎代謝が高まることはとても大切なんですね。
自然とカロリー消費量が多くなり体重減になります。
体重が減るとインスリンの機能が向上するというのはご存知の通り。
それなのに、糖尿病の3大治療法の運動療法に真剣に取り組む人が
少ないのは残念ですね。
早歩き30分、死亡半減
厚生労働省研究班(主任研究者=曽根博仁・新潟大教授)が大規模調査な
調査を実施し報告しています。
報告によると、毎日30分以上の早歩きに相当する運動をしている2型糖尿病の患者は
ほとんど運動しない患者に比べて死亡の危険性がほぼ半分だったというもの。
その調査とは・・・
厚生労働省研究班は40歳から70歳の2型糖尿病患者約 1,700人を
仕事や日常生活以外にどんな運動をしているかを尋ね、種類や時間から
1週間当たりの運動量を推計、運動量に応じて「多い」「少ない」「中程度」の
3群に分けた。
その後8年間追跡調査を行い脳卒中の発症、死亡などを比べた。
その結果、運動量が多いグループは、少ないグループに比べ、死亡リスクが51%
脳卒中の発症リスクは45%、それぞれ低かったというのです。
調査にあたった主任研究者の曽根教授は「運動は血糖値やコレステロール値の改善以外に
心理的ストレスを軽減している可能性がある。患者さんの取り組みをもっと支援するべきだ」
と話している。
運動のポイントは習慣化
たまのゴルフや週に一度の水泳では効果はないんですね。
適度な運動を毎日続けなくてはなりません。
『運動の習慣化』なんです。
でも、これがなかなかできない・・・
主治医に教わった簡単にできる運動をご紹介!!
●エスカレーターやエレベーターを使わない
●一駅歩く
●つま先立ちしながらのはみがき
とにかく、続けましょう。死亡リスクが半分に軽減されるんですから。
【a1cマスターひろ】は医師ではありません。糖尿病のインスリン治療を続ける
患者として主治医と確認の上治療を続けています。
安易な自己判断でマネすることなく主治医の指導にしたがってくださいね。
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