合併症の怖さを多くの糖尿病患者が忘れている
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失明、人工透析、足の壊疽、心疾患、脳血管疾患・・・
その他にも、糖尿病は全身を巡る血液の病気なので
どんな合併症が発症してもおかしくありません。
こうした合併症は糖尿病になってただちに起こるわけではありません。
徐々に徐々に徐々に自覚症状もなく進行するのが一般的。
だからこそ普段から注意することは重要なんですね。
現状では【A1Cマスターひろ】の1型糖尿病が完治することはありません。
インスリン治療の目的は合併症を発症させないことと思っています。
(その前にインスリンがなければ生きていけないんですけどね・・・)
糖尿病患者なら合併症の怖さについては良く知っている・・・
当然のことと思っていたのですが、ちょっと驚きのデータが
アメリカから報告されました。
合併症の恐さを自覚していない患者が多い
米国糖尿病学会は40歳以上の2型糖尿病患者および医療スタッフら約2,000人を
対象にして糖尿病と合併症についてアンケートを実施した。
糖尿病や糖尿病予備群のうちで合併症のリスクを自覚していたのは、たった30%
「自分が合併症のリスクがある状態と考えて事がない」は、なんと40%も・・・
合併症は知らぬ間に進行してしまいますが、2型糖尿病の多くの場合は、
生活改善で予防できるといわれます。
しかし、自覚症状がないということが積極的に生活改善をしようという
前向きな気持ちになれないというのは理解できますね。
アンケートによると生活改善に積極的になれない理由として80%の人が
「自分がそんなに悪い状態にあるとは思っていなかった」としています。
おいおい、知らない間に進行しているんだよ~!!!
【A1Cマスターひろ】は・・・
日本でも、糖尿病の疑いが強い人達の40%が治療をしていないという。
そして、初めて病院で糖尿病と宣告された人の10%が既に合併症を
発症しているといわれています。
【A1Cマスターひろ】の周囲の患者仲間たちは1型も2型の人も合併症の怖さを
熟知しています。それが当たり前と思っているのですが・・・
もしかしたら、国民病とまでいわれる糖尿病なのに合併症の怖さは
浸透していないのかも知れませんね。
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