グルカゴンを持っていますか?使ったことありますか?
10/20
意識を失ってしまうような低血糖の場合は、当然ですが患者には
ブドウ糖を摂るなどの対応はできませんよね。
そんな時に家族に対処してもらわなければなりませんが
それがグルカゴンの注射です。
昏睡状態になるような低血糖を起こす患者にとっては
大切なものですが、幸いにして【A1Cマスターひろ】は
重度の低血糖はほとんど起きません。
グルカゴンさえ注射していれば
過去20年間で、1度だけですが低血糖昏睡のような状態になり
救急車で病院へ運ばれたことがあります。
血糖が低くなっていることは感じていたのですが、嘔吐が続き
脱水症状になり、口から何も受け付けられなくなってしまったのです。
妻には普段からグルカゴンの使い方を説明していたのですが
イザとなると動揺してしまい注射することができず救急車を
呼んでしまったとのことでした。
グルカゴンを注射してくれれば救急車を呼ぶ必要はなかった
でしょうね。
忘れられがちなグルカゴン
【A1Cマスターひろ】にとってグルカゴン注射が必要な低血糖は
20年間で前にも後にも、その1回だけです。
インスリン注射を続けている患者は自分に注射を打つことに
躊躇いなんて感じていられませんが、注射を打つなどという
経験がない健常者の妻にとっては抵抗があったのは理解できます。
【A1Cマスターひろ】は20年間で1度も
グルカゴンのお世話になっていないのです。
他の病院から移ってきた患者さんが「グルカゴン自体を
知らなかった」というのも耳にしました。
つまり、何を言いたいのか・・・
グルカゴンって忘れられてしまっているような気がします。
グルカゴンを必要とするような低血糖を起こさないタイプの
患者だったとしてもグルカゴンの準備は絶対に必要でしょう。
【A1Cマスターひろ】は・・・
20年間使ったことはありませんが、それでもグルカゴンは
持っていますし、思い出したように妻にも使い方を確認しています。
でもでも、もっと簡単に扱えるようなものなら良いのにとは思いますが。
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