HbA1Cへのこだわり
03/01
こんな指摘を頂きました。
「HbA1cを意識しすぎると、それ自体が目的化してしまう
HbA1cにこだわりすぎじゃないですか?」
目的は合併症を起こさないこと
血糖コントロールは何のため?
当然、合併症を起こさないためです。
当たり前のことですが、私たち糖尿病患者は
自然に血糖のコントロールができません。
でも、インスリン注射という手間がひとつ増えてしまいますが
それによってHbA1Cを良好に保てれば健常者と何ら変わりません。
合併症の不安もなくなるのです。(そう信じています)
HbA1Cを良好に保つように気をつけるには、日々の自己血糖測定で
血糖をコントロールするしかないと思っています。
何かをコントロールするというのは、明確な目印があって
そこからのブレを修正するということ・・・
それを、HbA1Cや血糖値という数字で示されているわけですから
意識しようと考えることと、数字を目的化するということは
イコールではないと考えています。
「20年後には失明するから点字を勉強しなさい」と言われてスタートした
IDDMも20年が経過しましたが、なんとか合併症を起こすことなく
やってきました。
これからも、合併症を起こさないとは言い切れませんが
【A1Cマスターひろ】はHbA1Cにこだわります。
自分の体をマネジメントする
ビジネスでマネジメントというと
PDCAサイクルが基本と言われます。
P(プラン)=インスリンをどう打つかの計画
D(ドゥ)=プランの実行
C(チェック)=実行した後の検証
A(アクション)=修正後の次なる行動
このサイクルの繰り返しでマネジメントレベルが向上するというもの。
糖尿病も自分で自分の体をコントロールするという意味では
同じと思っています。
自分の体を合併症を起こさないようにマネジメントするために
HbA1Cや血糖値という数字を把握しなければチェックができないのです。
昔、ある医師に
「測定オタク」といわれたことがありましたが
医者はIDDMの患者をキチンとマネジメントなんてできるのでしょうか?
【A1Cマスターひろ】は・・・
毎日、四六時中こんなことを考えているわけではありません。
どちらかというと、基本的なルールを無視する不良患者かも知れません。
消毒もしませんし、服の上から注射をしてしまいます。
針の交換だってこまめにやりません。
でも、自分の体は自分でマネジメントすべきと強く意識しています。
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